浜ちゃんのアメとムチ

松本人志とお笑いタレントが好きなものを語るコーナー。

ブラックマヨネーズ小杉竜一が語る好きなものは「浜田雅功の笑顔」だ。

 

小「別のダウンタウンさんとかの番組に行ったときに、僕がレギュラーの皆さん、ダウンタウンさんをはじめ大先輩方をブラックマヨネーズが怒ったり説教したりするようなコーナーに行っていまして。それで、チョロっと参加させてもらうよりも、僕らが進行していって、僕らがグズグズになったらメチャメチャになるようなコーナーなので」

松「あれはなかなか大変」

小「何回も事前に打ち合わせして、もうこれでええかなって本番に挑んだときに、もうこれで行こうってときに、スタッフの人が"浜田さんがブラマヨ呼んで来い言うてはりますけど"。で、なんやろって思って行ったら、ものすっごい怖い顔でソファーに座ってはって、“座れそこ。お前ら”って。……えっ、もう怒られるの?俺ら」

(松本笑う)

小「まだ何もしてへんのに。そしたら、"今日な、気を遣うかもしれんけど、思いっきりやれよお前ら。お前らみたいのが中途半端に気を遣ったら、全然おもンなくなるから、思いっ切りやれ"。それが、"気ぃ遣わんでもええからなぁ"みたいな軽い感じじゃなくて、ホンマに言われたから、これでちゃんとやれへんかったら、逆に顔に泥を塗るみたいになると思ったから、もう一回練り直して、本番に挑んだんですね」

松「うん」

小「そこまで言われたなら、思いっ切りやろうと思って。ほんなら(収録が終わった後に)、スタッフの人にも"良かった"って言ってもらえて。そのお礼もあったんで、楽屋に"すみません。ありがとうございました"って言いに行ったら、ちょっと内股でメイク落としてはって、振り向いてたときに、《浜田の写真を指さし》この笑顔で"めっちゃ良かったやんけ、お前!"……で、ズッキューンきて!」

松「ほう」

小「手口はヤクザと全く一緒なんですけれど」

(松本笑う)

小「痛い痛いムチのあとに、甘~いアメを!ヤクザと一緒だったんですけれど、あの時の笑顔にズッキューンやられて。俺、女の子だったら今日抱かれてるなって思うぐらい」

松「あーそう」

小「あんな優しい笑顔で、"良かったな"って言ってもらったら」

松「俺、それアイツの手口やと思うけどなー!アイツそんなんばっか読んでんねん。帝王学みたいのばっかり読んでんねん!ちょっと言いにくい話とか、人とするときにな、俺でも未だにそうやねんけど、太ももにポンっと手を置くねん」

(一同笑う)

松「《太ももに手を置く動作をして》"あの、あれやねんけど……"。アイツが太ももに手を置いてきたときは、だいたいコレ(金)の話やねんけどな」

 

 

***解説***

人志松本の○○な話」より「人志松本の好きなものの話」

 

放送年不明。

「別のダウンタウンさんとかの番組」とは「リンカーン」のことで、ブラックマヨネーズは「説教先生」というコーナーに出演していた。