ダウンタウンによる漫才の基本
月亭方生がダウンタウンの漫才をプロデュースする企画。
方生の考えたネタを総ざらいし終え、浜田が一言。
浜「これ、覚えられへんわ。バッラバラやもん」
方「バラバラやないですかぁ。孔雀のくだりやって…」
浜「というか、これ全部逆ですよ」
方「ん?」
浜「ツッコミが話を持ってかんと」
松「そうそうそうそう」
浜「ドンドンドンドン話の筋を」
松「そうやねん」
方「……まあまあまあ、ええがな。細かいところは」
浜「いや、細かないがな!基本、基本!」
***解説***
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで‼︎」より「山崎邦正プロデュース NEOダウンタウン計画」
放送年不明。
松本の髪型が坊主でないことから1998年以前であることは確実。
ダウンタウンは1982年に漫才コンビとしてデビューしたが、1989年の時点で「最近、漫才してないんですよ。はっきり言って」と浜田が発言するほど、漫才とは遠ざかっていた。(発言は第24回上方漫才大賞授賞インタビューにて)
つまり、この漫才の企画は数年のブランクがあってのものだった。
それでも、浜田が方生の作ったネタに対して指摘をいれ、松本もその指摘に同意をしていることから、ダウンタウンの漫才の感覚は衰えていなかったとみえる。